風間天心は美術家であり、そして僧侶です。 明治以前は神社とお寺は区別があいまいで多くは一体化していたが時の政治によって区別されるようになり、宗教はポピュリズムと無縁ではないと風間は語ります。僧侶でありながら冷静な分析力の持ち主である風間は社会と宗教の狭間で中庸な姿勢を美術で表現しています。
近年は日本における神道や仏教にも関わる一般的に祝儀袋や不祝儀袋など進物用の包みを結びとめる飾である水引きを使用した美しい平面、立体を制作。
今回の個展は昨年度の500m 美術館賞グランプリ受賞を記念して行われます。