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Exhibition

ウェンナム・ヤップ展 “The Blind Men and the Elephant, in Sapporo”

会期  2016年8月20日〜9月10日
休館日  日月
会場  CAI02 札幌市中央区大通西5 昭和ビルB2

「おい、象とは柱だ」
「なんとまあ!ロープのようだぞ」
「なんてこった!太い木の枝のようだぞ」
「まるで大きな扇子だ」
「まるで巨大な壁だ」
「まるで硬いパイプだ」

「群盲象を評す」という寓話をご存知だろうか?盲目の人々(もしくは暗闇の中の人々)が、象とはどのようなものかを知るために、象に触れる話である。それぞれが象の異なる部分、横腹、牙、耳、足、などに触れるが、触るのは一箇所だけ。彼らは象について議論を始め、誰もが「自分が正しい」と主張する。この寓話が示すのは、誰かの主観的な経験は正しいかも知れないが、他の真実や、真実の全体性を考察するには、そのような経験は本質的にその不完全さから限界がある、ということである。真実を見つける過程においては、情報へのアクセシビリティ、コミュニケーション、そして異なった意見への敬意が、最も重要である。

“The Blind Men and the Elephant, in Sapporo”(群盲象を評す、札幌)は、この寓話をもとにした、インタラクティブなオーディオ・ビジュアル・インスタレーションである。インスタレーションは空っぽの暗い部屋の中にあり、オーディオは札幌の人々に馴染み深いあるひとつのモノに基づく、様々な音で構成されている。鑑賞者は手の中に懐中電灯を与えられ、「盲目の人々」として空っぽの暗い部屋に招かれる。投影される映像は、鑑賞者が音を探す間に投じられる光と連動している。

鑑賞者は、聞くという自らの体験から得る、解体された音からヒントを集め、そのモノ(象)が何なのかを当てなければならない。その後は、Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャル・メディア上で、類推されるモノについて議論し、想像し、真実を探す過程に参加して頂ければ、とても嬉しい。全く分からなかった象を「知る」には、2016年9月12日(月)、そのモノが明かされる日に、Facebookページをチェックして欲しい。

「なんとまあ!」と、誰もが言う、かも知れない。


Facebookページ
• TWITTER : @tbmate_sapporo
• INSTAGRAM : #tbmate_sapporo


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ウェンナム・ヤップ / WENG NAM YAP
クアラルンプール(マレーシア)出身のグラフィック・デザイナー、アーティスト。2012年、ハーグ王立芸術アカデミーのグラフィックデザイン(修士)卒業。音響、音楽、視覚表現に関心を持つ。実験で生まれる偶然の美しさを称え、規範に挑むことで、デザインとアートの曖昧な領域にまたがった、異なる媒体を使って表現している。

主なグループ展に、A+A スロベニア・エキシビショ・ンセンター(ヴェネツィア、イタリア, 2012)、マッピング・フェスティバル (Le Commun、スイス、2013)、インターナショナル・テクノ・アート・エキシビション(国立台湾美術館、2014)。作品はヨーロッパやアジアの出版物でも数多く紹介され、ヨーロッパ・デザイン・アワード(2014)、ゴールデン・ピン・デザイン・アワード(2015)を受賞。2015年にさっぽろ天神山アートスタジオの公募プログラムに参加。初の個展「群盲象を評す、札幌」はインタラクティブ・ビジュアル・サウンド・インスタレーションで、2016年にCAI02(札幌)で発表される。

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主催 ORGANIZED BY : CAI02 / CAI現代芸術研究所
協力 SUPPORTED BY : さっぽろ天神山アートスタジオ Sapporo Tenjinyama Art Studio

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