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Exhibition

生西康典×伊藤隆介 長編作品デュエット上映 ことばとえのちょうし

日時  2014年12月20日(土)
時間  14:00〜(上記タイムテーブルで時間をご確認ください。)
会場  CAI現代芸術研究所 札幌市中央区北1条西28丁目2-5
入場料  
1プログラム:当日1400円、予約1200円
2プログラム:当日2600円、予約2000円
※上映条件の都合上、1回の上映につき25名までの入場制限となります。予めご了承ください。
※トークは鑑賞者どなたでも入場可能です。
申し込み  
ご予約:Eメール受付:sano@cai-net.jp
WEBサイト: http://www.filmfilmfilm.org/tone/
ご予約又が無くとも当日チケットにてご入場頂けますが、座席に限りがございます。
ご予約の無いお客様は、入場をお断りすることがございます。予めご了承ください。
問合せ先  
電話 011-802-6438
(13時〜22時/日祝休、その他展示入れ替えにより、不定期でお休み)

主催:CAI現代芸術研究所 企画:大島慶太郎 協力:南俊輔

生西康典 <音の映画>『おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars』
伊藤隆介 <無声日記映画>「風がふいている 8mm slice of life 」

両者に共通するのは、「採集と編集」の表現者というところだろう。 生西の場合は、世界中の実験映画を網羅しビジュアルミックスしたVJや多様なジャンルを横断させる舞台演出、近年のイベントプロデュース等に、伊藤の場合は、あらゆるフォーマットの映画フィルムを物理的に切り貼りしたアナログフィルムのアッサンブラージュを映画化した「版(plate) シリーズ」に、その表現的特性を見ることが出来る。また、それぞれが手掛ける論考等の執筆業においてもその志向は垣間見える。

膨大な知識、理論、情報の集積からサンプリングされることで生み出される2人の作品は、見つめること・解釈すること(採集)と作家の意図によってそれらを表象的に思考的に重ね合わせること(編集)によって、現状を読み解くきっかけを私たちに投げかけている様であり、同時に美術史や映画史的視点から現在の視覚表現を分解してしまう様な挑戦的な意思も感じ取れる。

本企画では、2人の近作、旧作の中から、映画というアウトプットに更にある制約を加えた特徴的な作品に注目する。生西の作品「おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars」は、映画でありながら映像が無い、言葉と音声のみで構成された<音の映画>である。一方、伊藤の作品「風がふいている 8mm slice of life 」は、それとは逆にプライベートな日常からイメージだけを抽出した無音の記録映画である。 意図的に聴覚又は視覚にフォーカスされた映画鑑賞は、私たちの記憶と折り重なり余白を補うかの様に作家の編集の世界へと引き込まれる。 2人の作家の言葉(音声)と画(イメージ)による表現世界は鑑賞者との共鳴により如何なるトーン(調子)で奏でられるのだろうか。


タイムテーブル
Aプログラム/『おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars』(90分)
Bプログラム/『風がふいている 8mm slice of life』(50分)
14:00~15:30 Aプログラム「おかえりなさい、うた」 上映後作品解説とQA(30分程度)
16:30~17:30 Bプログラム「風がふいている」
18:00~19:30 Aプログラム「おかえりなさい、うた」
20:00~21:00 Bプログラム「風がふいている」
21:10~トーク(60分程度)/生西康典×伊藤隆介(司会進行:大島慶太郎)


プロフィール
生西康典/Yasunori Ikunishi
演出家、美術家、映像作家。90年代半ばから国内外のアーティストのVJを務め、ミュージック・クリップを制作。00年代には映像を使ったインスタレーションを制作し、山口小夜子、掛川康典と共に舞・朗読・映像によるパフォーマンスを継続して行う。田名網敬一や大竹伸朗らとの共作による映像作品もある。様々なイベントの企画も多数手がけており、新旧の映像作家の新境地を引き出すライヴ・イベント「映像作家徹底研究」などがある。00年代後半からは、ダンスや演劇など舞台の演出を中心に活動。最新作は昨年末にTRANS ARTS TOKYOで行なったインスタレーション/パフォーマンス『燃える人影』。DVD:『Dark Room filled with Light』/音楽:Filament〔Sachiko M,大友良英〕(UPLINK)

伊藤隆介/Ryusuke Ito
1963年 札幌市生まれ 映像作家/現代美術作家 東京造形大学で映像作家かわなかのぶひろ氏に師事、アートフィルム(実験映画)の制作を始める。詩的、私的な短編映像や、フィルムの物質性に着目したコラージュ/モンタージュ作品「版(Plate)」のシリーズ、撮影用のセットと映像を併置したビデオ・インスタレーション「Realistic Virtuality(現実的な仮想性)」シリーズなどの制作を続け、国内での発表はもとより、世界的な映像フェスティバル、国際美術展に招待されている。80年代より、村雨ケンジ名義でコミック/アニメ評論を多数執筆、マンガ雑誌「Little boy」(ふゅーじょんぷろだくと刊)の編集なども手掛ける。 現在、北海道教育大学教授(芸術・スポーツ文化学科)


上映作品
『おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars』
2010年/5.1ch Ver.音声のみ
「第2回恵比寿映像祭『歌をさがして』」参加作品
構成/演出:生西康典
録音/編集:AO
出演(歌/声):さや(テニスコーツ)、山本精一、飴屋法水、大谷能生、相馬千秋、山川冬樹、吉田アミ、さとみ(ディアフーフ)、島田桃子、飯田芳、かわなかのぶひろ、グジェ・クルク、アリバート・アルガヤ、阿尾靖子、山元汰央 ほか
演奏:植野隆司(テニスコーツ)、今井和雄、勝井祐二、坂本弘道、L?K?O、池田野歩
ジングル:ククナッケ


『風がふいている 8mm slice of life』
2000年/8mm映画/カラー/サイレント/50分
ある冬から、また新しい冬へ。1年間の日記映画が向かい合ったのは、末期癌の父との旅、老衰の祖母、そして自分の手術。時間の流動性と、そこを転がる川石のような、つかのまの人間存在の関係を、日本人の日常の断片を積み重ねて描こうとした作品。

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