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自然史ー北海道/福島/徳島+福島の光景 展

会期  2014年7月19日 〜 8月5日
休館日  日曜祝日
時間  11:00〜19:00
会場  CAI現代芸術研究所 札幌市中央区北1条西28丁目2-5


◎クロストーク「札幌と福島」(同展示会場にて)
日時 7月30日(水) 19:00 - 21:00
パネリスト/ 倉石信乃 + 露口啓二 + 岩崎孝正 + 四方幸子(モデレーター)

◎関連イベント
岩崎孝正映像作品『村に住む人々』の上映会
日時/ 7月30日(水) 14:00 –16:00
会場/ 同展示会場にて
料金/ カンパ(上映協力金として)

問合せ先  

 上映会、トークなどは席に限りがございますので、参加ご希望の方はご一報ください。 フレメン写真製作所 011-281-5805

◎主催 CAI現代芸術研究所、写真展と上映会実行委員会(代表/大友真志)
◎上映会共催
北海道学生震災支援ネットワーク HOSUP 有坂紀子 hosup.net@gmail.com
◎企画協力 四方幸子、仙北慎次、森由香、小菅謙三、遠藤真千子、伊藤留美子、コムロハルヲ

自然史ー北海道/福島/徳島+福島の光景 展

CAI現代芸術研究所で久々となる企画展は、札幌国際芸術祭2014センシングストリームスに出品する写真家、露口啓二氏の自然をモチーフとした写真作品と現在の福島を記録しつつ作品を制作している岩崎孝正氏の映像作品を紹介します。
また、会期中には両氏に加え倉石信乃氏と札幌国際芸術祭2014アソシエイトキュレーターの四方幸子氏をゲストに招きクロストーク「札幌と福島」を開催します。

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露口啓二が2011年より撮影してきた写真作品「自然史」とその延長としての「福島_boundary」と、福島県相馬市生まれで、現在福島を記録しつつ作品を制作している岩崎孝正の映像作品「福島の光景」を展示。


2011年3月11日以降改めて判明したのは、物と情報のサーキュレーションが、この国の本質をいささかも規定していないことである。それどころか、交通と連結はついに擬制であった。すなわちいま最もリアルな場所とは、孤絶した「そこ」以外の何処でもない。本展が明かすであろうもの、それは他との連絡を欠いた複数の孤絶性の土地、それらの徹底して縫合不可能な傷口のいまであり歴史なのだ。(倉石信乃)

露口の写真は、寡黙であるがゆえに雄弁である。私たちが気づかず見過ごしているものに寄り添うことで、そこから滲みでる何か――想像的なもの――を喚起する。それは自然と人工、人間と技術などの境界を撮りながら、同時に「境界」という自然には存在しない概念、ひいては人間への真摯な問いかけとして終わることがない。今回開始された福島での撮影は、「自然史」をどのように継続し、もしくは揺さぶりうるのだろうか。(四方幸子)


□露口啓二
徳島県生まれ。1989年にフレメン写真製作所設立。1990年代末より、北海道の風景と歴史に着目した写真の発表を始める。1999年より撮影を開始した「地名」シリーズは、パリ、ローマでの発表の後、「ノンセクト・ラディカル – 現代の写真 Ⅲ – 展」に出品(横浜美術館)。その後「ICANOF2009 Blinks of Blots and Blanks」(八戸市美術館)、「東川賞国際写真フェスティバル受賞作家展」、倉石信乃との共作「Natural History」を「SNOWSCAPEMOERE」展などに出品。昨年は「アクアライン展」(札幌芸術の森美術館)に参加。

□岩崎孝正 
1985年福島県相馬市磯部生まれ。せんだいメディアテークの震災アーカイブ事業「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)に参加。主に福島の祭祀や、地元の村の人々の活動を記録する。『いのちの食べかた』(05)『プリピャチ』(12)などで知られるニコラウス・ゲイハルター監督の福島取材には、アテンドとリサーチをつとめた。東北芸術工科大学大学院映像領域在学中。
(なお、相馬市磯部に関しては、季刊誌カイのブログ http://www.kai-hokkaido.com/blog/?p=9021を参照ください)

□倉石信乃
長野県生まれ。詩人、美術評論家・写真評論家。2007年まで横浜美術館学芸員を務める。その間、「恩地孝四郎」展、「ロバート・フランク─ムーヴィング・アウト」展、「菅木志雄─スタンス」展、「中平卓馬 原点復帰─横浜」展、「李禹煥 余白の芸術」展などを担当。現在、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教授。著書に『反写真論』、『スナップショット-写真の輝き』、『失楽園 風景表現の近代1870-1945』(共著)など。また、シアターカンパニーARICAのテクスト・コンセプトを担当。

□四方幸子
京都府生まれ。札幌国際芸術祭(SIAF2014)アソシエイト・キュレーター、多摩美術大学および東京造形大学客員教授、IAMAS(国際情報科学芸術大学院大学)非常勤講師、明治大学兼任講師。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキュレーターとして国内外で実現。近年の活動に「ミッションG:地球を知覚せよ!」展 、「Possible Water|〈コモンズ〉としての未来」展(東京ドイツ文化センタ-)、ウーバーモルゲン「クラフト|エネルギーの学校」展(アーツ千代田3331)、国際メディアアート・ビエンナーレ「Mediacity Seoul」(韓国・ソウル)、など。

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