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Exhibition

くだらない展覧会03

会期  2011年12月10日(土)~12月24日(土)
休館日  日曜祝日
時間  13:00~23:00
会場  CAI02 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口)

主催 CAI現代芸術研究所

「くだらない」とは、語源由来辞典によれば、上方の京都・大阪が商業・文化の中心だった時代、江戸に物資が大阪の港から運ばれる物を「下りもの」と言い、高級品以外の、あまりにつまらないものは江戸に運ばなかったので、「下らない」→「くだらない」となりました。
その中でも清酒は灘や伏見が本場であるため、うまい酒は「下り酒」、反対に関東の酒は味が落ちるため「下らぬ酒」と言われ、まずい酒の代名詞となっています。
これらの事が転じて「くだらない」が現在の意味となったとする説があります。
しかし、「下りもの」と呼ばれる以前から、「くだらぬ」は使われていたため、この説も定かではありません。
また他に、日本へ農作を伝えたのは現在の朝鮮にあたる百済の人々で、百済の人々を頭の良い人としていたため、頭が悪く話の通らない人を「百済ではない人」と呼び、略され「くだらない」となったとする説もあります。

どちらが正しいのか?わかりませんが、どちらにも共通する考え方の方向性をまとめて、あえて「くだらない」物を現在に創造する人がいるとすれば、それは頭の良い人が当時で言われた「下りもの」という良質な物の価値を熟知し、現在の事物に置き換え、現在にあえて「くだりもの」以外の「くだらない」ものを創作する意義、意味を感じ、創造する人ということになります。
しかし時代とともに価値観や常識も変容しているので、当時の価値観を現在にそのまま置き換えるのも少々無理がある気がします。
となれば、この語源を無視し、多くの現代日本人が曖昧な共通言語もしくは感覚として現在、利用している「くだらない」を今回参加している作家達が自己の主体性を持って「くだらない」を表現しなくてはなりません。
さらに難しいのは、今回、日本人以外の外国作家も参加しており、当然、先述した日本の歴史上にある「くだらない」の意味を全く理解しておらず、どのような価値基準を持って「くだらない」を表現するのか?
それとも。欧米流の「ナンセンス」をイメージして「くだらない」に転じるのか?いや違うな~。「ナンセンス」と「くだらない」はそもそも違うし…。
ん~~~…。もしかしたら、「くだらない」を考えること自体くだらないのか…? この機会に、是非、「くだらない」を真剣にご高覧いただきたい。

出品作家
石倉美萌菜/井上愛美/菊地和広/古跡哲平/高橋喜代史/Thomas Neumann (ドイツ)/Silvestru Alexandru Munteanu(ルーマニア)

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